3か月程前に、私が常用している腕時計の修理を友人の時計屋さんへ依頼した。
これは、オーディマ ピゲ ロイヤルオーク 機械式の自動巻き。
以前は数個の時計を交代に使用していたが、この時計は自動巻きであり、何となく腕にフィットするので、この数年毎日愛用していた。
日付けが動かなくなったが、老眼で余り見えないので、そのまま、しかし、数か月前から遅れだし、動きが悪くなって来た。
時計屋の友人には「3万円位で修理してね」とお願いしていた。
その友人から連絡が入って、「簡単には治らないよ、オーバーホールが必要なので、費用ももっと掛かるよ。」と言われてしまった。
そして、修理完了の知らせが入ったので、受け取りに行くと、「メーカーに修理してもらったよ」と言ってオーディマ ビゲジャパンの箱を手渡された。
恐る恐る請求金額を見たら、やはり想像通り高額なのにビックリ、友人から「原価でいいよ。当社の手数料はいらないからね」と言われたけど、勿論手持ちにそんな金は持っていない。
「カードで払おうか?」と言うと。「いや、カードだと手数料を取られるので、何時でもいいから現金でお願いね。」と言われた。
そういえば2年ほど前に、バックルのスプリングが壊れて、その部分を部品交換、その時も7万円ほど掛かっている。
年末に入って、思わぬ大出費、ちょっと頭が痛い、しかし、時計を見ると、まるで新品同様になっている。傷の付いたガラスは交換され、周りのリングやベルトもピカピカに磨かれている。
そして何より、2年間の保証が付いている。
「やはりメーカーに修理を出すと、保証まで付いて安心だな。」と自ら納得せざるを得ない。
余りにも綺麗になったので、使うのがもったいない。暫くコレクションケースに保管して、新年になったら使おう。
今は、Smith&Wessonの時計を付けている。これはクオーツ、何時入手したか失念してしまったが、電池を入れ替えたら正確な時刻を刻んでいる。チタンで防水の様だ。
この時計、そんなに高価では無いと思う。この時計で十分である。と思う昨今である。