2012年10月
只見から南会津へドライブ
ブログ更新が何かと多忙で遅くなってしまった。
10月8日、9日の話しの続きを記します。
8日は只見観光協会の紹介で宿泊場所を確保出来、一安心、早速只見駅を見学した。
只見線は10月から小出・只見間が開通したが、一日3往復のみである。
次の電車は午後6時35分との事、夕食前に電車を見る事とした。
早速、民宿の「只見荘」にチェックイン、民宿とは言いながら設備は普通の旅館以上、特に大浴場や洗面所は改築され綺麗で清潔感溢れていた。
何よりこの民宿のご主人と奥さんの人柄が素晴らしかった。暫くロビーで雑談をし、その後温泉では無いが大浴場に早速浸かった。腕や顔が日に焼けて真っ赤になっている。
夕食前に只見線の電車を見よう、と言う事で駅に向かう。
暫くするとディーゼル車が入って来た。
電車の事は詳しくない二人、「ディーゼル車の変速はどうなっているのかな?」「オートマチックトランスミッションなんだろうね」と想像する。
その後、民宿に戻って夕食、観光客は我々を含めて3名だけで、残りの人はダムの復旧作業に携わる作業員の方々だった。
夕食は普通の旅館ほど豪華では無いが、心の籠った食事だった。
ビールで乾杯、友人は地酒を堪能した。また、馬刺しも追加で注文した。
食後、再度お風呂に入り、部屋で団欒、しかし、疲れが出たので、9時30分には布団に入って、就寝となってしまった。
翌日は東京へ戻る。当初の予定では新潟の小出から関越道に入り、東京へ戻る計画だったが、民宿のご主人のアドバイスで南会津から白川ICを目指し、東北道で帰る事とした。
民宿のご主人と奥さんを交えて記念写真
ご夫婦でマラソンや山登りが趣味だそうだ。「もう一泊すれば、舞茸を夕食に出したのに」と言われてしまった。
それと、「民宿に泊まるのは初めてですか?」と尋ねられたが、そう言えば私は初体験だった。
ご夫婦に見送られ、まずは、只見の名所を見物、「田子倉湖の景色がいいよ」と言う事で田子倉湖に出向いた。
展望台の上からコルベットを撮影、まるで1/24のプラモデルのようだ。
田子倉湖をあとにして、一路南会津へ向かう。
里山風景を身ながらの楽しいドライブ
途中、道の駅に立ち寄り、昼食、そして白川ICから東北道に入り、一路世田谷へ向かった。
今回の旅行は、行き当たりばったりの時間を気にしない、気楽なドライブ、車中ではくだらない雑談に終始し、何時ものイベントと異なって緊張感の全く無い、一味違う楽しい旅行となった。
何より、民宿の暖かいもてなしが嬉しかった。ただ、民宿と言うのは
一つ、自分で布団を敷き、朝にはその布団を片付ける事
二つ、ご飯と味噌汁は自分でよそいに行く事
自宅でも自分でやった事の無い事を経験出来た。
家内にそれを言ったら、「我が家でもその位自分でやりなさい、全く動かないんだから!」だと、おー怖い
喜多方、会津若松そして只見へドライブ
スプレンドーレふくしまは約260Kmを走って、裏磐梯がゴール。途中スタンプポイントに立ち寄り、また3連続のPC競技も行なった。1/1000秒を争う競技で上位に入るのは到底無理な話し。成績は聞かないで下さい。
1day競技なので、日帰り組も何名か居たが、我々は裏磐梯のロイヤルホテルに宿泊、仲間とワイワイガヤガヤ深夜まで楽しんだ。
翌日は、朝食後、皆さんとお別れをして、単独行動、まずは「喜多方」へ向かった。
地図も何も無い、有るのは小さな「ガーミン」のナビ一つ、「喜多方駅」と入力して出発した。
前日は雨、そして曇天で有ったが、今日は快晴、日ざしが眩しい。
早速磐梯山をバックに記念撮影
喜多方駅に向かって走っていると、古い街並みが現れた。
そこで、またまた記念撮影
こんな車で乗りつけので、ギャラリーが大勢集まって来た。
そして目的地の喜多方駅に到着
この場所は交差点のど真ん中、でも車も人も少ないので、記念写真を撮った。
喜多方に来たのだから「喜多方ラーメン」、と言う事でラーメン屋さんへ行く事とした。
事前にネットで検索「駅から遠く、不便な場所なのでガラガラ」との情報からその店に向かうと、何と、人・人・人、ハーレーの軍団も居る。
みんながネットを見て「穴場」と駆けつけたようだ。
「待ってまでラーメンを食べる気にならない」と二人の意見が一致し、そこの駐車場でUターンして喜多方の街を暫しドライブ、そしてスタンドで得た情報で「味平」と言う店に入った。
お勧めは?と尋ねると「醤油のチャーシュー麺」との事、それを注文した。
私は薄味で、・・・・それが正解、丁度良かった。
次に向かうのは「会津若松」、今回も駅を入力、カーナビに従って走る。
空は真っ青、早速写真撮影
何時もはイベントで時間に追われていて、ゆっくり写真を撮る事も出来ない。
今日は全くのフリータイム。
会津若松駅に到着
早速、記念撮影
会津若松の目抜き通りを走ろうとしたが、お祭りで道路が閉鎖、残念ながら広い道路から鶴ヶ城へ向かう。鶴ヶ城の周りを一周、お堀の傍に車を停めてまたまたカメラで「パチリ」
会津若松は私も友人も来たことがあるので、この位にして、今日の宿泊目的地である、只見に向かう。
勿論、今回も「只見駅」と入力、カーナビの言うがままに走ると、来た道を戻っている。
会津若松ICから高速に入り、次の会津坂下で下りる。後は一般道をひた走り、只見に向かう。
只見には行った事が無い、道路状況もつかめない。「この車で走れるのかな?」と不安になる。
途中、道の駅が有ったので、そこに立ち寄り、情報を得る。新潟ナンバーの車を見つけて、「只見に行くけど、この車で行く事が出来ますか?」、何か不思議な顔をして、「この車に何か問題があるのですか?」と、言われ、「いえ、こんな車幅の車が通る事が出来るのですか?」と言うと、「ダンプカーも走っていますよ」と笑いながら言われてしまった。
安心して、二人でソフトクリームをゲット
JAFの会員だと50円の割引、特をした気分だ。
早速出発、一路只見へ、
道路は広く大変走り易かった。大いなる勘違いと二人で大笑い。
暫く走ると、只見線の陸橋が見えた。
只見線沿いをひた走り、夕刻に只見駅到着
早速、写真撮影
さあ、宿探しだ。朝方ロイヤルホテルで只見の旅館の状況を聞いている。
「連休明けなのでどこもガラガラですよ」と。
安心して、駅に自転車を止めようとしている女性に尋ねる。
「旅館を探したいので観光協会の場所を教えて下さい。」
するとその女性から目の前を指差して「ここが観光協会です。私がその職員です」と言われ、ビックリしてしまった。
早速宿を尋ねると、「有るかなぁ?、殆どの旅館が満室ですよ」と言われ、またまたビックリ、
昨年の7月の豪雨で只見川が氾濫して、その復旧作業で大勢の職人さんが入っていて、旅館は満室だそうだ。
「民宿でもいいですか?」との問いに「何でも結構です」
暫くいろいろと電話を入れてくれて、ようやく見つかった。「只見荘を確保出来ました」
「只見荘って何処ですか?」、「その目の前の民宿です」
駅の真ん前の民宿であった。
早速、その民宿にチェックイン、一安心となった。
何の知識も無く、ネットを適当に見ていたが,大いなる勘違いが多かった。
まずは、10月1日に只見線が開通したのは知っていたが、小出から只見までで、会津方面はまだ寸断されていた事、そして旅館はその復旧事業で満室であること。
一番の勘違いは只見までの道路は車幅もあり、適度なワインディングロードで快適で有ったことである。
やはり、旅をする時は少しは事前調査が必要と実感した。
つづく